平成28年「安乗人形芝居番組」

安乗人形芝居番組①
安乗人形芝居番組②
■開催日時

平成28年9月15日(木)・16日(金)18時30分開演

■開催場所

安乗人形芝居舞台(安乗神社境内)

■内容

『安乗の人形芝居』は安乗神社の祭礼に奉納する神賑の人形芝居として受け継がれてきた民族伝承芸能で、昭和五十五年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。人形芝居の発祥については、言い伝えとして、文禄元年(一五九二年)豊臣秀吉が海外出兵した際、志摩の国の領主九鬼嘉隆が軍船団の将として鳥羽港を出て安乗の沖にさしかかると、急に逆風が吹いて軍船が進まなくなり、この時、嘉隆は安乗神社に航海安全と武運長久を祈願しました。その時に上陸した所が舟付け、神社にお参りするのに身を清めた所が大垢離です。現在でも地名が残っています。

 安乗神社に祈願した嘉隆は順風が吹き出し無事目的地に着き、合戦で武功を立て、その帰路安乗神社にお礼参りをしました。その時に村民が手踊や種々の芸能で大歓迎をしました。この時に九鬼嘉隆から許された芸能が幾多の変遷を経て現在の安乗人形芝居として伝承されています。大正末期の不況と昭和初期の戦争により一時中断していましたが、昭和二十六年に村民の願望であった復興を達成しました。今後共、保存会員一同益々精進致しますので、皆々様の温かい御支援御指導の程切にお願い申し上げます。

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