多気町勢和地区丹生に来ています。
地域の歴史や昔の暮らしぶりがわかる施設『ふるさと屋』について、『一般社団法人ふるさと屋』の代表、中西眞喜子さんにお話をうかがいました。

「『ふるさと屋』は立梅用水を作った西村彦左衛門の生家を利用した、地域づくり活動の拠点です」

『ふるさと屋』は、江戸時代末期に現在の『多気町勢和地区丹生』周辺の土地へ水を引くために、15年かけて『立梅用水』を完成させた西村彦左衛門の生家を拠点に、地域資源を活用した事業を実践しています。

平日は無料開放されており、火・水・木曜日にはカフェをオープンしています。

この日は7月10日。
毎月10日に開かれる『十日市』が開催されていました！
この市では地域の素材を使った美味しいものが並ぶ他、ゆっくりと楽しめつさまざまな催しやワークショップも企画されています。

こちらは『カントリーキッチン』の、米粉のシフォンケーキ。
『10』の印が付いたシールが貼られている商品は『十日市』で販売しているものという証明。

『まめや』の五穀米おはぎと『末広軒』のお赤飯。
どちらも美味しそうです！

生姜の佃煮は一口おにぎりとなって試食できます！
甘辛くて美味しいですよ！

こちらは玄米のおにぎりに甘味噌を付けて焼いた、焼きおにぎり！

イートインだとおみそ汁がサービスでついて350円！
買ってその場で食べるのがオススメですよ！
お味噌が焦げて香ばしく、玄米が素朴なあじわいです。

奥の和室では、勢和図書館司書の林さんによる『大人のおはなし会』を開催。

他にも『十日市』ではさまざまなワークショップや催し物が企画されているので、買い物だけではなく古民家の雰囲気の中で、ゆっくりくつろぐこともできます。

『ふるさと屋』の中庭では、8月10日に開催する『十日市』の17時から21時まで『ふるさと屋　DE　ビアガーデン！』を開催します！
これは楽しみですね！
夕涼みがてら、『ふるさと屋』を訪れてみてはいかがでしょうか。