つ~ぴ~す「ナオちゃんの教えてエコ」2010年1月号

海の植林活動で海の森(藻場)を未来に届けよう!

■「僕はこれからもずっと美味しい海の幸が食べたいだけです(笑)」

今回お話をうかがったのは海っ子の森サークル山下達巳さん(41歳)。
見た目は柔らかい感じ。でも、海の話をはじめると熱い!!
「基本的にはフマジメ、気持ちはマジメ」と話す見た目年齢36歳です。


■海の砂漠化

「磯焼け(注1)って知ってます?」
三重県沿岸は特にひどく、山下さんはその藻場の再生のために海草の植林活動中。
「海の近くで生まれ育ったので素潜りは得意ですが、スキューバーはこの活動のために始めたんですよ」
市民・企業・漁師さんたちと一緒に、海草が生い茂る森のような海底をめざしています。
だから「海の森っ子」なんだって。(納得)

※(注1)水質悪化・地球温暖化の影響で海藻が激減してしまい、海の底がむき出しになる状態のこと


■伊勢エビのバーベキュー

「先日、イベントで伊勢えびの稚エビ放流をしました。めずらしいでしょ?
放流する前にみんなで伊勢エビのバーベキューをしました。楽しかった~♪
育てて美味しく食べる感じ(笑)」

■魚や貝がいない!?

活動を始めようと思ったのは数年前、地元の海に潜った時。
そこには、子供の頃みたいに海草がない。魚や貝がいない!!(ショック!)
「もしかすると将来、美味しい伊勢エビやアワビが食べられなくなると危機感を感じました。
この現状をみんなに知ってもらいたいです」

■ナオちゃんの今月の学び

山は見たら木がないのはわかるけど、海の中も同じ状態なんて知らなかった~!!
私も伊勢エビが食べられなくなるのは嫌だよ~。