つ~ぴ~す「ナオちゃんの教えてエコ」2010年7月

乳がんの予防!
「怖がらないで。乳がん早期発見のメリットはとても大きいよ」

今回は乳がんのお話を聞くために、乳腺外科医師の小川先生を訪ねました。
超緊張~!場所は三重大医学部にある教授室。
建物の中は白い壁と消毒の匂い。まさに医学部イメージ!(笑)

「どうぞ、はじめまして」と迎えてくれたのは、ショートカットがとても似合うすらりとしたカッコイイ女性。
お話されるときは力強く男前な感じですが、
趣味のマラソンの話になるとカワイイ笑顔になる魅力な先生です。


■女性が一番なりやすい“がん”

「乳がん検査を受けることを怖がる方がまだまだ多いです。
30年前は診断されると胸やリンパを取ってしまう手術が多かったので、
えぐられてしまうというイメージが残っているのかもしれません。
しかし今では、治療法が進歩して、早期で見つかれば部分切除で済む可能性が高いのです。
命も残せるし、胸も残せる!!早くみつけるメリットはとても大きいのです。
ぜひ、検診を受けて!」
と、小川先生。

乳がんは痛みがないことが多い病気なので、自分で意識することが大切なんだって。
「芸能人の方が乳がんになると意識し、診察に来られる方が一気に増えます。TVの影響ってスゴイね(笑)」

■NPOで啓蒙活動

小川先生は県内初の乳腺センター長として外来の診察・手術・治療、後輩の育成と活躍されていますが、乳がんの早期発見の大切さを知ってもらうためにNPOでも活動されています。
呼びかけだけでなく検診・治療の環境づくりも整えています。

■ナオちゃんの今月の学び
早期発見のためには月に1度の自分で胸をさわる自己検診と、
年に1度の定期検診が理想。

自分のため、家族のため、自分の体の変化には気を付けるぞ~!