よっかいちai「ナオちゃんの教えてエコ」2010年4月

循環型レストラン&素敵なお花屋さん
「環境に目を向けていただくきっかけになればいいな(笑顔)」

山に続く細い道の先にある、白くて大きな建物「花里」。
ここでは、お花の販売や有機栽培した野菜を使って体に優しい料理を提供しています。
副理事長兼店長の伊藤さんは「一番に人に喜んでもらいたい。
そして、どんなジャンルの人にも気軽に入ってもらいたい」とお店作りをしています。

お店のランチは口コミでひろがり、今では平日でも30~40名が食べにくるそうです。
大繁盛だ~。スゴイ!!


■お店の中でリサイクル!

花里では、生ごみや枯れた植物などをすべて堆肥にしています。
その堆肥で有機栽培した野菜を料理してお客様に食べてもらい、その食べ残しや野菜くずをまた堆肥にするという、まさに理想的な循環リサイクルが店の中で出来上がっています。
でも悩みもあるそうで・・・。

「なぜだか食べ残しがなくって残飯が少ないの。堆肥がたりやんわ~(笑)」


■運営も順調に循環している理由

花里では5~8名の方が働いています。NPOですが補助金なし。
自分達の収益のみで運営しています。
それができているのは、①様々なことを職員みんなで意見をだし、話合いで決めているから
②お互いに協力し合う関係ができていているから。

伊藤さんは「みんなの理解がないとうまくいきません。私は一番先頭にたつのではなく、
みんなで店をつくっていかなあかんと思っています」ときっぱりと話してくれました。カッコイイ!!

■ナオちゃんの今月の学び

食べ物も経済も循環させているなんてスゴイ!!
エコも人もお金も「つながり」を大切にする気持ちがポイントなのかも。