第122回『サルシカ隊長レポート』2015年3月

三重の鉄板観光スポットをまわる旅!
写真師マツバラと伊勢の二見をめぐります!

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二見シーパラダイスは、海の動物たちと人がふれあいながら、いっしょに楽しめる水族館である。
夫婦岩の東参道からそのまま直結している伊勢志摩の特選名店街「二見プラザ」に隣接していて、お買い物や食事を楽しみつつ海の生き物たちと遊べるのだ。

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ワタクシはここに何度も来ている。
何度も何度も来ている。

実はワタクシの娘は、異常なほど水族館が好きで、休日になると、あちこちの水族館へと出かけていた。
で、ここにも何度かお世話になっていたのだ。

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しかも。
ここは休日だと駐車場が無料である。
そして。
水族館の入口にある水槽前で、夫婦トドを見ることができる。
タイミングが合うと、無料で夫婦トドのショーまで見れてしまうのだ。

正直に告白するが、ワタクシは娘を連れてこのトドのショーを見学しただけで、入場をせずに帰ったことが数回ある。
いや、水槽を覗いただけならばもっと何度もある。
だって、娘を連れてこの前の道を通ったならば素通りなどできないのである。

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そんな二見シーパラダイスに久しぶりにやってきた。
同行者は、いつもの小さなカメラマン。
写真師マツバラである。
つまり男ふたりで水族館めぐりなのである(笑)。

ゲートを入ると、そこは薄暗い。
そこに美しく浮かび上がった水槽に色とりどりのお魚さんたちが泳いでいる。
ま、ここまでは普通の水族館。

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二見シーパラダイスが本領を発揮するのは、明るい中庭のようなところに出たところからである。
ここには海獣広場。
イルカやアザラシ、セイウチなどが飼育されている。

まず驚いたのが、このバンドウイルカ。
なんと人とキャッチボールができるのだ。

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投げると口でキャッチして、今度は投げ返してくる。
誰も相手をしないと、壁にボールを投げ、ひとり遊びをはじめる。
すごいのだ。

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イルカと遊んでいるうしろをさりげなくアザラシが歩いていく。
自由にふれあえる散歩タイム。
園内をアザラシが歩いてるってホントすごくない??

アザラシを散歩させてたのは、シーパラダイスの飼育係で係長の田村さん。
今回いろいろとワタクシたちのお世話をしてもらったのだ。
まあセイウチやトドの次に、であるが(笑)。

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お散歩アザラシと遊んでいると、今度はゴマフアザラシのショーがはじまる。
分刻みでいろいろなショーやイベントが用意されている。
ひと休みするヒマもない(笑)。

ゴマちゃんと記念撮影。
眠そうな目をしているがそうではない。彼らはまぶしいのが苦手で、日差しが強いとどんどん五木ひろしになっていくのだという(笑)。

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ここの海獣たちはみな人が大好き。
セイウチくんはカメラを向けると近づいてくる。
田村さんが言っていたけれど、確かにここは「人だけじゃなく動物たちもいっしょに楽しんでいる」水族館なのだ。

園内には他に、屋内でショーも観劇できるアシカ館や、さまざまな工夫がされたさかな館など、小さいながらもとても充実している。

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さかな館。
ほら貝は、まるでお化け屋敷のような展示になっている。
その名前もホラー貝(笑)。

ちんあなごの水槽には、不気味なマネキンの頭が沈められている。
メデューサの蛇の髪の毛のようにちんあなごがゆらゆらと・・・という趣向であろうが、ちんあなごたちは脱毛中(笑)。

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そして!
いよいよ二見シーパラダイスのメインイベントともいえるセイウチショーがスタート!!

巨大なセイウチが目の前で見ることができる。
あまりに近いので足を踏まれることもあるとか。
写真撮影に夢中になりすぎないようにご注意を(笑)。

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腹筋にチャレンジ中のセイウチ君。
オーマイガーなポーズに見える(笑)。

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ショーのあと、セイウチ君とも記念撮影ができる。

「もっと近づいて!! もっともっと!! もっと〜!!!」

写真師マツバラの変態的な指示に従っていたら、なんとセイウチ君と頭突き状態に。
ワタクシ、頭が濡れました(笑)。

こんなことまで出来てしまうのが、二見シーパラダイスの魅力!!
子どもはもちろん、大人も楽しめるのだ!!

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二見シーパラダイスは若いスタッフが中心になって運営されている。
お客さんも、海の動物たちも、そしてスタッフも。
みんな楽しんでいるのがこちらの魅力。

入場料もおとな1400円、こども600円とリーズナブル。
しかも!
年間フリーパスは、おとな3000円、こども1500円!
しまった、これを買えばよかったんだ!(笑)

中学生になった娘とまた来ますね〜!!



写真/松原 豊