FM三重『ウィークエンドカフェ』2018年6月16日放送

今回は、尾鷲市役所商工観光課の濱口久範さんと尾鷲観光物産協会の中村俊介さんがお客様です。
尾鷲の旬の特産品が年に4回届けられる「尾鷲まるごとヤーヤ便」。
今年で10周年を迎えました。
尾鷲のまるごとが詰まったパンフレットには、生産者さんたちの素敵な笑顔が溢れています。
濱口さんの想いもたくさん込められています。

                   中村さんと濱口さん

年10年目を迎えられたのは、大変だったけどみんなが前に進めようとがんばったから!

濱口 始める最初は何事も大変だと思うんですけど、いろいろな調整や商品の選定、企画など、成功するのだろうかという不安を抱えていました。
それでも前に進めていこうという強い気持ちを持っていたことで、10周年を迎えることができたのだと思います。
今年のパンフレットは、みなさんに企画を考えてもらい、29の生産者さんと尾鷲市役所や観光物産協会と一体となった写真を撮ろうと。
生産者さんが尾鷲市長を囲み、尾鷲の港で撮影。
後ろには天狗倉山、海と山、生産者と市長、まるごと尾鷲ヤーヤ便という、素晴らしいものができました。
みなさんの顔をお客様に届けるということで、顔が見える安心感がありますし、尾鷲の人たちがんなで作っているよというPRになるので、とても良い企画だったと思います。

 

回とも旬の魚の刺身が入る

中村 今年は4回全部に、生のお刺身をお届けすることになりました。
中でも冬の『ぶりトロ』のサクは、スシローさんで出しているぶりトロですので、みなさんから好評を得ています。
定番の秋と春のお刺身のセットも、お客さんからとても喜ばれています。
中には「まるで玉手箱のようだ」と、毎回ワクワクしながら箱を開けるという声も届いています。
特にリピーターさんは毎年楽しみにしていてくれて、カタログが完成し申込みがスタートしましたとお知らせすると、早くパンフレットがほしいという問い合わせが来ます。
今年もまた待っていてくれたのだな、と嬉しくなります。
お客さんは東海3県が多いですが、遠いところだと北海道、九州、さらに都市部の方も申し込みが増えてきました。
しかしやはり東海3県が強いですね。
東海は山の県になるので、海の幸が珍しいらしく、地元のスーパーで買うよりも、ヤーヤ便のお刺身のほうが好きで、「こんなに美味しいお刺身初めて食べました!」という声もいただいています。

 

マグロ1本を寿司職人とともにお届け!!

中村 10周年の今年、ヤーヤ便を申し込まれた方には抽選で交流企画をプレゼントします。
また、寿司職人を連れて生マグロ1本をご自宅まで届けます。
以前生マグロをお届けしたお客さんは、剣道をしていたため、剣道仲間を呼んでみんなで食べるということで、すぐに平らげてしましました。
パーティー会場を押さえてくれてお客さんもいましたが、水揚げと日程が合わなくて、結局ご自宅に出向いて捌くことになりました。
届けるたびに喜んでもらっています。
届けたときに、「いつも美味しい商品をありがとうございます」と、直接お客さんから言ってもらえたり、好物などの意見を聞くことができるので、僕らもその声を生かして、より良いものをもっと紹介できたら、と思います。
名古屋は高速がつながってから、尾鷲まで距離が近くなりましたので、ヤーヤ便を取ってくれているお客さんが土日を利用して、商品を扱っている干物屋さんやお刺身などの魚屋さんを実際に訪れてまわったことなど、生産者さんから聞いたことがありますね。

 

人のおすすめ品

中村 今回入る『特大真鯛のカマの塩麹みそ漬』というのが、ホイル焼きで初めて食べたときにとても美味しかったんですね。
基本便に入りますので、みなさんに是非食べてほしいと思います。
オプションだと、『マグロ尾の身の唐揚げ』が本当にとても美味しくて、先日の『イタダキ市』でもこっそり買ってきたくらいです。
すぐ売り切れてしまう商品なので、今後生産数を増やしてもらい、みなさんに食べてもらえればな、と思います。

濱口 夏便は尾鷲の夏の旬を揃えたものとなっています。
パンフレットの真ん中に載っている『トロカツオ』の刺身が、本当にトロのようで、尾鷲でもなかなか手に入らないくらい。
尾鷲の人でも取り合いするくらい美味しくて、カツオじゃないみたいです。
ぜひ、尾鷲以外の人にも食べてもらいたい、オススメの品です。

中村 ヤーヤ便を知って、尾鷲を知っていただくのが理想ですね。